2025.06.21
お知らせ

地域のフードロスに繋がる素材を利活用したサステナブルジン “YORI” 世界最大級スピリッツ品評会「SFWSC2025」で最高金賞

地域資源を活用したクラフトジン「YORI(ヨリ)」が、世界的なスピリッツの品評会「San Francisco World Spirits Competition 2025(SFWSC 2025)」において、最高金賞(Double Gold)および銀賞(Silver)を受賞しました。

最高金賞を受賞したのは、広島県・大崎上島産の素材を使用した「OSAKIKAMIJIMA」で、「Best in Class」ファイナリストにも選出されました。また、愛知県・岡崎の素材を使用した「OKAZAKI」と、千葉県・柏市の素材を活かした「KASHIWANOHA」は、それぞれ銀賞を受賞しています。

「YORI」は、株式会社Connec.tが展開する蒸留ブランド「NO NAME DISTILLERY」から生まれたサステナブルジンです。地域で廃棄される果物や野菜、発酵素材、搾りかすなどをボタニカルとして再活用し、環境配慮と地域経済の循環を両立させる取り組みが評価されています。

「OSAKIKAMIJIMA」では、オリーブオイルの搾りかすやポンカンの葉など、大崎上島ならではの素材を使用しています。その他、「OKAZAKI」には八丁味噌やむらさき麦、しめ縄などが使用され、「KASHIWANOHA」にはジュース製造の搾りかすやヨモギ、柏の葉などが活用されています。

株式会社Connec.t代表の小口潤氏は、「大崎上島での取り組みが世界に評価されたことは、YORIにとっても地域の未来にとっても明るい兆しです」とコメントしています。広報担当の瀧澤佳那氏は、「捨てられてしまうはずだった素材から生まれたジンが、世界で評価されたことに胸が熱くなりました」と話しています。

「YORI」は静岡県沼津市の蒸留所で製造されており、東京・日本橋のサステナブルカフェ&バー「COYORI」などで販売されています。今後も新たな地域素材を活かしたラインアップの展開が予定されており、サステナビリティとクラフトマンシップを融合させた新しい国産ジンとして注目が高まっています。 「甘夏WIT」は、リカーマウンテン各店舗や長濱浪漫ビールのオンラインショップにて販売されています。この時期だけの特別な一杯を、ぜひお楽しみください。

地域のフードロスに繋がる素材を利活用したサステナブルジン “YORI” 世界最大級スピリッツ品評会「SFWSC2025」で最高金賞を受賞!